静岡市が実施する、海外における「静岡市のお茶」の販路拡大をめざす取組「ミラノ・ベルリンプロモーション事業」について、本年度実施した3つ目の取り組みをご紹介します。
最後は、12月に在ドイツ日本大使館で実施したプロモーション事業です。
このレセプションは、ドイツ政府・議会・民間関係者、現地外交団等約600名が参加する、在ドイツ日本大使館が主催する最大のレセプションで、大使館からの打診を受け出展することができました。
日本の食品関係の出展PRは「日本米」「日本酒」と本市の「日本茶」のみで、PR効果は高かったと思われます。
会場では「静岡市のお茶」の温茶・水出し茶による呈茶と、静岡市産抹茶を使った焼き菓子をふるまい、おかげさまで大盛況のうちに終了しました。
また、レセプションの中でベルリン市内で「静岡市のお茶」を扱う茶業者の小売店を紹介できたことにより、後日、在ドイツ日本大使ほか、レセプション招待客が多数来店し「静岡市のお茶」を購入いただくことにつながりました。
静岡市では、今後も海外販路拡大に向け、様々な取組みを行って行く予定ですが、将来的に「静岡市のお茶」の生産振興につなげることが最大の目的です。
その先にある「世界中の誰もがあこがれるお茶のまち」を目指し、今後も積極的な施策を行って行きます。
ドイツ政財界の方々約600名へ「静岡市のお茶」をPRすることができました。
静岡市がターゲットとするヨーロッパ富裕層へ、直接PRすることができました。
予想以上に水出し茶が好評でした。
静岡市が実施する、海外における「静岡市のお茶」の販路拡大をめざす取組「ミラノ・ベルリンプロモーション事業」について、本年度実施した2つ目の取り組みをご紹介します。
10月、イタリア・ミラノにおいて「静岡市のお茶」の新規販路・顧客獲得のため、美濃部副市長のトップセールスによるレセプションを行いました。
レセプションには、在ミラノ日本国総領事をはじめ、現地茶文化関係者や報道関係者など、現地のキーパーソンをご招待し、茶業者による「静岡市のお茶」の呈茶やお茶を使った料理をふるまいました。
そして、ハイライトは何といっても元イタリア・サッカー代表であり元清水エスパルスの選手であるダニエレ・マッサーロ氏の「静岡市お茶大使」就任の内諾披露です!
マッサーロ氏は在日当時からお茶を愛飲しており、ヨーロッパにおけるお茶のPR大使として、今後様々な場面で活躍していただけることになりました!
ヨーロッパにおける情報発信都市ミラノ。今後の展開が期待されます。
次回は「ミラノ・ベルリンプロモーション事業【その③ 在ドイツ日本大使館主催 天皇誕生日祝賀レセプション】」です!お楽しみに!
「静岡市のお茶」とお茶を使った料理でおもてなし!
副市長によるトップセールス!マッサーロ氏には「静岡市お茶大使」就任を快諾いただきました!
本年度、静岡市では海外における「静岡市のお茶」の販路拡大をめざし、様々な事業を展開してきました。
国内の厳しい茶業情勢の一方、海外では緑茶需要が伸びていることから、官民一体で新たな販路を切り拓くために取り組んでいます。
そこで、今年取り組んだ事業を3回に分け、順番にご紹介してきます。
1つ目は、10月に行われたドイツ・ベルリンとイタリア・ミラノにおけるお茶のセミナー。
「静岡市のお茶」を扱う現地茶業者の協力を得て、取引先の茶小売店オーナーやレストラン関係者などへセミナーを開催しました。
ミラノは昨年度のミラノ万博をきっかけとして、ベルリンは日本茶流通の中心地であることから実施しました。
講師となったのは、公募で参加した本市の茶商さん。お茶の「テイスティング」や「利き茶」体験、茶商のブレンド技術である「合組(ごうぐみ)」など、高品質な生産地であるだけでなく、お茶を見極める高い技術をもつ人材の豊富さもPRしました。
茶商さんによるプロの技術に、参加者は高い関心を示していました。
結果として、現地茶業者への「静岡市のお茶」の新規発注を獲得するなど、着実な成果を得ることができました。
次回は「ミラノ・ベルリンプロモーション事業【その② ベルリン・ミラノレセプション】」です!お楽しみに!
ミラノセミナー
茶商さんによる「テイスティング」や「利き茶」「合組」体験。
ベルリンセミナー
茶手揉み実演
ミラノセミナー
熱心な質問が飛び交います。
こんにちは!農業政策課お茶のまち推進係です。
12月10日(土)客船「飛鳥Ⅱ」の清水港への寄港に伴い、静岡県、静岡市、清水港客船誘致委員会が共催した「飛鳥Ⅱ」の食材購買担当者に市内で販売する静岡県の食材を紹介する「しずおか食材探訪視察会」に参加しました。
今回の食材探しのテーマはズバリ「抹茶アイスクリーム」です!
今回は事前に調査した抹茶アイスクリーム取扱い店から選ばれた市内の3店舗+由比漁港を巡りました。
静岡市のお茶屋さんからは、竹沢製茶株式会社さん、本山製茶株式会社さんが参加しました。
当日は澄み渡るような晴天でした。
今年10月に導入された港タクシーさんの「お茶のまち静岡市」ラッピングタクシーも駆けつけて場を盛り上げます。
1店舗目は竹沢製茶さんです。竹沢製茶さんの抹茶アイスクリームは、オール静岡市産でジャージーミルクがポイントです。
2店舗目はななやさんでした。ななやさんは7段階の濃度と世界で一番濃い抹茶ジェラートがポイントです。
3店舗目は本山製茶さんです。徳川家康公も愛飲したといわれる本山抹茶がポイントです。
由比漁港の由比漁業協同組合さんでは、桜えびのかき揚げ、ゆで桜えびの試食がありました。
静岡市の抹茶アイスクリームが「飛鳥Ⅱ」で食べられる日がやってくるかもしれません!!
これからも静岡市の食材を導入していただけるよう、がんばっていきたいと思います。