静岡茶市場の新茶初取引で38年連続最高値(機械製茶)がつくお茶を皆さんご存知ですか?
そのお茶の名前は“高嶺の香”(たかねのはな)
来年の新茶時期に向けての準備はもう始まっています!
今年度、皆さんに「高嶺の香」の1年を通して生産現場の状況を伝えていきたいと思います!
5月25日
この日行われたのは、剪枝の作業。
二人がかりで片側ずつ刈り取っていきます。
3回刈取りをして、ほとんど刈取られてしまいました。
ここから、来年の新茶になる、新しい枝が伸びてきます。
「ほとんどなくなってしまった!」と不安になりましたが、
1年たつと元の高さまで伸びていくそうです。
これから1年間、どう変化していくか楽しみですね!
5月27日(土)に開催された「第35回駿府本山お茶壺道中行列・茶詰めの儀」でお茶を詰めたお茶壺を井川のお茶蔵へ貯蔵するということで、同行させていただきました。
お茶蔵は井川大日峠(標高約1200m)のピクニック広場にあり、空気が冷たくひんやりと感じました。
これから約5か月間、この冷涼な井川の地でお茶が熟成されます。熟成茶は味と香りがまろやかになると言われており、徳川家康公も好んだと伝えられています。
10月22日(日)開催の「第35回駿府本山お茶壺道中行列・口切りの儀」が今から楽しみですね!
先日5/27(土)JR静岡駅北口地下広場イベントスペースにて「第35回駿府本山お茶壺道中行列・茶詰めの儀」を開催しました。
午前の部は多くの報道関係者がカメラを構え、家康公の歴史を今に伝え続けている茶壺や籠が放つ重厚感、存在感から、午後の部も多くの方が足を止め、会場は人々でひしめき合いました。
煎茶道静山流 横山先生の監督のもと、伝統を今に伝える新しい茶師が真剣な面持ちで、一挙一動、慎重に丁寧に茶壺へ茶葉を詰めていく様は、例年以上の厳かな雰囲気を醸し出し、観客の方々はかたずを飲んで見守っていました。
儀式終了後の本山茶の「新茶の冷茶」、「熟成茶の温茶」も大好評でした。
「ああ美味しい!」「家で飲んでいる味と全然違う」「熟成茶を飲んだのは初めて。こんな味わい方があったのか」と満足のお声が数多くあがりました。
さわやかな新茶の次は、まろやかな熟成茶。
こんな楽しみ方ができるのも、歴史と「山のお茶」を持つ静岡市ならでは。
【10月22日(日)第35回駿府本山お茶壺道中行列・口切りの儀】が一番のクライマックス!
ご期待ください。