「静岡茶の祖」と言われる聖一国師は、大陸から多くの文化・技術を伝えました。
その一つが、京都・東福寺に保存される重要文化財「大宋諸山図」の巻末に記された水車の図『水磨様(すいまよう)』です。
この水車の仕組みは、水車を動力として、製粉、ふるいなどの一連の作業が二階建ての建物内で行われており、日本の製粉プラントのルーツとも言われるものです。
この度、原図を基に実物大の1/12の縮尺模型を当時の1200年代を想定して復元をしました。茶業関係者だけではなく製粉、製麺業界、木工業界など各産業界の方々にも是非見ていただきたいです。
制作者は、動くダンボールアート作家 千光士 義和 氏(奈良市在住)です。
本市が茶業振興の一環として支援している「清水お茶のまちづくり実行委員会」(愛称:清水みんなのお茶を創る会)では、「茶産地・清水」「清水のお茶の魅力」をより多くの方にお伝えすることを目的に様々な活動を行っています。
その活動の1つとして、「清水のお茶」の発祥地である清見寺にてイベントを開催します。お茶の種類を当てる「茶歌舞伎の間」、若手茶生産者による呈茶を楽しむ「清水茶壱番会の間」など、さまざまな「清水のお茶」で皆様をもてなします。
是非お越しください!!
※イベントの詳細については、こちらのPDFをご覧ください。