お茶のまち静岡市
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2016年 8月の記事一覧
2016.08.31

「第70回全国茶品評会・普通煎茶4㎏」の部で静岡市が産地賞(3年連続)と農林水産大臣賞をダブル受賞!!

「第70回全国茶品評会・普通煎茶4㎏」の部で静岡市が産地賞(3年連続)と農林水産大臣賞をダブル受賞!!の画像

 静岡市農業政策課お茶のまち推進係です。

 

 突然ですが、すばらしいご報告が!

 

 8月23日(火)~26(金)に三重県鈴鹿市で開催されていた

「第70回全国茶品評会・普通煎茶4㎏」の部で

静岡市が産地賞(3年連続)農林水産大臣賞をダブル受賞しました!!

 

 「産地賞」とは・・・

 茶種ごと(全8種類)に成績優秀な市町村に対し褒賞されるもので、

 茶種ごとに同一市町村から3点以上出品があり、審査成績の上位3点の合計審査点数をもって決定し、最高得点を獲得した市町村に対し優勝旗が授与されます!

 

 そして25年ぶりの受賞となった

 「農林水産大臣賞」(特別賞)とは・・・

 茶種ごとに最も優れた出品者に対し褒賞されるもので、“1等1席”者にのみ与えられます!!

 

 そればかりではなく、1等の2席と3席、5席、6席も静岡市が独占受賞しています!

上位独占受賞は静岡市としては初めての快挙!!

 

今までも「お茶のまち静岡市」として様々な面をご紹介してきましたが、このすばらしい快挙によって、静岡市が本当に力ある産地なのだということが改めて実感できると思います。

 

 日々、お茶づくりに切磋琢磨されている生産者の方々には感謝と敬意を持たずにはいられません。そんな力あるまちに住む者としてもっともっと、お茶を大切にしていきたいですね。

 今年の第70回全国茶品評会審査結果(普通煎茶4キロの部)はこちらから↓→

 http://www.mie-isecha.org/top/70zenpin/2sencha4.pdf

 ※写真はすべて昨年の静岡大会での式典の様子です。

軽量化DSC_1187☆(産地賞)全品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016.08.15

静岡茶市場と「八雲神社」の桜

静岡茶市場と「八雲神社」の桜の画像

静岡市葵区に、年間取扱数量が全国荒茶生産量のほぼ10%を占める「株式会社 静岡茶市場」があります。

ここでは、毎年4月頃から新茶取引が始まり、全国の中心地として生産者と茶商の間で活発なお茶の取引が行われます。

 

茶市場のすぐ近くには、ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトを祀る「八雲神社」があり、毎年、茶業者は境内の桜の様子から新茶時期を占っていると言います。

このようなちょっとした物語があるのも、「お茶のまち静岡市」ならではですね。

 

静岡茶市場。外観はなんと茶畑の形!

静岡茶市場。外観はなんと茶畑の形!

 

 

静岡茶市場の向かいにある「八雲神社」

静岡茶市場の向かいにある「八雲神社」

 

茶業者は境内の桜の様子から新茶時期を占っていると言います。

茶業者は境内の桜の様子から新茶時期を占っていると言います。

2016.08.08

平成28年度「静岡市お茶の学校」第3回講座を実施しました!

平成28年度「静岡市お茶の学校」第3回講座を実施しました!の画像

7月23日(土)に平成28年度「静岡市お茶の学校」第3回講座を実施しました!

第3回講座のテーマは「お茶屋の仕事と茶の町散策」

講師は「しずおか・茶の町コンシェル」の皆さんに務めていただきました。

 

第2回講座で摘んだお茶っ葉が荒茶になるまでの工程について学びました。

今回の講座では、その荒茶が静岡茶市場で取引され、茶商の仕事によって仕上げされ皆さんが購入する商品になるまでの工程について学びました。

また、お茶と茶の町のつながりについてまち歩きを通じて学びました。

 

講義では「お茶問屋の仕事」をテーマに茶商の仕事、技について教えていただきました。

講義:「お茶問屋の仕事」 講師:マルヒデ岩崎製茶 岩崎泰久様

 

 

今回の会場は「静岡茶市場」。静岡県内はもとより、全国からお茶が集められ、日々取引が行われています。

取引は相対売買(あいたいばいばい)で行われており、取引の実演も見学しました。

 

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取引実演青色の帽子が買手(茶商)、緑色の帽子が売手(生産者)、黄色の帽子が仲介人(茶市場職員)

その後、2グループに分かれ工場見学と茶の町散策を行いました。

ヤマカ勝山商店様を訪問したグループは仕上げ工程の見学と火入れ・品種茶の飲み比べを行いました。

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仕上工程見学

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火入れ・品種茶の飲み比べ体験

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茶葉の香りや味を確かめました。

 

山梨商店様を訪問したグループは仕上げ工程の見学(煎茶・ほうじ茶)・冷倉庫見学・飲み比べを行いました。

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仕上工程見学

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ふるい分け実演

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IMG_5340 ふるい分けたお茶の細かい種類も教えていただきました。普段は入れない冷蔵庫の中を見学!品質管理についても学びました。

 

茶の町散策では散策を通じてお茶と茶の町の結びつきを学びました。

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茶町町名碑(写真左側)

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聖一国師の碑

 

2016.08.03

国登録有形文化財「旧マッケンジー住宅」

国登録有形文化財「旧マッケンジー住宅」の画像

駿河湾に面した浜辺の一角に、赤い瓦と白壁の瀟洒(しょうしゃ)な洋館があるのをご存知でしょうか。

この建物は1940年に建てられた、静岡で茶の貿易商を営んだマッケンジー夫妻の旧宅で、「旧マッケンジー住宅」として国の登録有形文化財に登録されています。

 

夫のダンカン・J・マッケンジー氏は、1918年に米国から来日し、戦中戦後を通じて静岡茶の輸出に尽力した人物です。また、妻のエミリー・M・マッケンジー氏は私財を投じて社会福祉活動を営み、その功績から静岡市の名誉市民第1号に選ばれています。

 

設計者は有名なウィリアム・メレル・ヴォーリズで、現在は一般公開され、館内では「マッケンジー氏と静岡茶」の関わりを解説したパネル展が開催されています。

 

2階の窓からは一面駿河湾が広がり、息を飲む美しさでした。

ぜひ一度訪れていただきたい、おすすめの場所です。

 

■「静岡市文化財課 旧マッケンジー住宅」webサイト

  http://www.city.shizuoka.jp/000_002417.html

 

館内では「マッケンジー氏と静岡茶」のパネル展を開催中。

館内では「マッケンジー氏と静岡茶」のパネル展を開催中。

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ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の美しい建築

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の美しい建築

 

 

 

2階の窓からは穏やかな駿河湾を見ることができました

2階の窓からは穏やかな駿河湾を見ることができました。

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