大御所として駿府城に居城した家康公は、【新茶を茶壺に詰め、山間部の冷涼な地域でひと夏を越し熟成した茶を晩秋に味わった】と言われており、この故事にならい、駿府本山お茶まつり委員会では5月から半年にわたり一連のイベント(5月:茶詰め 10月:口切り 11月:お茶まつり)を開催しています。
今回は、一連のイベントの始まりとなる「茶詰めの儀」(新茶「静岡本山茶」を茶壺に入れ封印する儀式)を執り行います!煎茶道静風流家元の海野俊堂先生指導・監修のもと、茶師が茶詰めを行います。
なお、茶壷に詰めたお茶は井川大日峠にあるお茶蔵で保管・熟成され、秋に開催する「口切りの儀」で開封されます。
また、茶詰めの儀終了後は、トークディスカッション「本山茶の発展と未来」を開催します。
静岡市歴史博物館名誉館長の中村羊一郎先生を迎え、茶詰めの儀を行った海野先生、茶師2名を交えて、講師4名で本山茶の歴史や今後の展望について語っていただきます。
観覧無料ですので、静岡市歴史博物館の見学とあわせてぜひお立ち寄りください!
5月10日(土)、5月11日(日)の2日間、静岡呉服町名店街(呉服町通り)にて、静岡茶商工業協同組合、呉服町名店街、静岡市がコラボし新茶シーズンを盛り上げるイベント「茶縁×呉服茶w(ちゃえん×ごふくちゃう)」を開催しました!
初日はあいにくの小雨でしたが、両日とも市内はもちろん県外、市外からも多くの方にご来場いただき、「市内各産地ごとの個性あふれる新茶のワンコイン販売」や「お茶の入れ方講座」、「手揉み茶の実演」など、静岡市の新茶を楽しんでいただくことができました。
市内各産地のお茶をご購入いただいた方、ぜひともご自宅で飲み比べをしていただくなど、ご自身の至福の一杯を発見してくださいね。
今回、都合が合わず来場できなかった方、まだまだ市内では新茶が販売されています。お近くのお茶屋さん等でご購入ください。
皆様の美味しいの笑顔が、茶農家や、お茶屋さんの力になります!
一緒に、静岡市のお茶を盛り上げていきましょう!
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました😆↑ 静岡市のブースも大盛況につき途中で終了!の図
4月28日(月)に静岡市葵区大岩町の臨済寺の茶祖堂にて、献茶式が執り行われました。 茶祖堂には、中国から茶の種を持ち帰り、日本国内で初めて栽培をしたとされる栄西禅師(ようさいぜんじ)、静岡市生まれで静岡茶の祖といわれる聖一国師(しょういちこくし)、同じく静岡市生まれで喫茶儀礼を伝えたとされる大応国師(だいおうこくし)の三茶祖の像が祀られています。 献茶式は、新茶をお供えすることで、三茶祖に感謝の念をもってお祀り申し上げ、茶業界の発展を祈願するものであり、静岡茶商工業協同組合が創立された昭和23年から続いている行事です。 今年は、足久保地区で手摘みされた新茶を静岡茶商工業協同組合理事長、静岡市長、静岡市議会議長から三茶祖にお供えしました。
静岡市の茶業界のさらなる発展につながりますように…🍵
令和7年5月10日(土)、11日(日)に、静岡市が行う山のお茶PRイベント「茶縁」と静岡呉服町名店街が行う新茶イベント「呉服茶w」とのコラボイベントを開催します!
お茶摘みの最盛期である八十八夜(今年は5月1日)を迎え、静岡市の新茶も市中に出回る時期となってまいりました。
それに合わせ、お茶業界、商店街、静岡市がコラボして新茶シーズンを盛り上げます!
■静岡市内の産地別新茶約40銘柄をワンコイン(500円)販売
■昨年、国の登録無形文化財に登録された「手揉茶」体験
■静岡本山抹茶挽き体験
■子どもお茶博士による呈茶
■有機茶の試飲
■高校生が選んだ新茶の飲み比べ ※10日(土)のみ
■静岡茶を使った茶染め体験 ※11日(日)のみ
【お問い合わせ先】
茶縁に関すること(静岡市農業政策課お茶のまち推進係:054-354-2089)
茶縁に関すること(静岡茶商工業組合:054-271-1955)
■「呉」印饅頭プレゼント
茶縁出店ブース、呉服町名店街加盟店又はしずチカ茶店一茶でのお買い上げレシート持参で、「呉」印饅頭を差し上げます。
※各日とも、先着500名となります。
※参加店舗(加盟店)は下記URLをご覧ください。
呉服町名店街マップ – 静岡 呉服町名店街
【お問い合わせ先】
静岡呉服町名店街加盟店に関すること(静岡呉服町名店街事務局:054‐255‐8039)
しずチカ茶店一茶及び「呉」印饅頭に関すること(静岡茶商工業協同組合:054-271-1955)
この他、静岡呉服町名店街にはお茶が味わえる店舗が複数あります。
ぜひ、「おまち」で今年の新茶をお楽しみください🍵
※雨天決行です。なお、天候状況により中止及び内容変更の可能性がございます。
中止の際には、当ホームページにてお知らせいたします。
※写真は昨年度(令和6年度)のイベントの様子です。